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執筆者の写真ゆりな 岡田

子供の将来が心配… 知的障害児を育てるお母様へ

更新日:2023年2月21日

こんばんは!


二人の知的障害者の姉、現役看護師で障害児を育児するご家族をサポートしている岡田ゆりなです


オカリナって呼んでください♡



今日は引越しに向けてお掃除!


私は自宅に大量のドライフラワーを吊るしており、


全て片付けたらゴミ袋3袋分にもなりました笑


殺風景で寂しくなったので、


お花を生けてみました♡



今日は、障害児を育てるご家庭が抱える不安のひとつ


障害児の将来について


学校でいじめにあわないかとか


卒業後はどこに行くのか


働けるのか、グループホームで生活できるのか


自分達が年老いた後、子どもはどうなるのか


ご家族の方はとっても心配ですよね



私の弟は2人とも成人しています


長男は作業所でお仕事


次男は施設では荒れてしまうので自宅にずっと居ます


私たちは20年以上一緒に暮らしていますが


生活はどんどん安定していきました


振り返ると1番しんどかったのは


弟達が小さかった時


あの時は障害という未知なるものの前に


家族が将来を危惧し憂いて


それを押し殺すように平気そうに振舞っていたように思います


私は、とても苦しかったです


苦しかったけど、私以上に親が苦しんでいるのを分かっていたので


全て飲み込んで、辛い時代を過ごしてしまいました


今、私がかつての我々のように苦しんでいるご家族に言葉を送るとしたら


あなたは絶対に大丈夫


という言葉です



障害は不幸ではありません


私の弟達はそれぞれに敏感なところがあります


彼らは自分の全ての感覚を駆使して


ただ、純粋に漫画やアニメに感動して


ただ、外の景色や天気につられてご機嫌になって


ただ、家族と一緒にご飯を食べて


自閉症というこだわりやすい気質に消耗しているところもありますが


彼らは間違いなく幸せだと私は思っています


不幸は、私たち家族が作り上げている思い込みである事がほとんど


人と比較できる幸せは紛い物です


能力があれば恵まれるというのも幻想です


幸せは五感で感じるものが全てです


知識・地位・財産


あなたの外側にあるものは、


確かにあなたを豊かにしてくれるものかも知れません


しかし、幸せそのものではありません


理由はないけれど、自分の心と身体の調子が良い


健康であることに勝る幸せはありません



障害を抱えた子の将来を心配する、優しいご家族の方々


大丈夫です


彼らはちゃんと幸福がなにか知っています


将来は今の積み重ね


彼らと一緒に過ごす今を、健康でいることに心を注いでください


どこまでも純粋な障害児と、その子に寄り添える心優しいご家族なら、


未来は今より、明るいです♡



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